「今日はもう、ご飯を作りたくない。」
そう思って宅配食を調べると、冷凍弁当、作り置きのおかず、ミールキット、食材宅配・・・いろいろ出てきます。
名前は違うけれど、結局どれを頼めば夕飯が楽になるのでしょうか?
選択肢が多いと、調べるだけでも疲れてしまいますよね。
家に届くのは同じでも、温めれば食べられるものと、届いてから自分で料理するものがあります。「時短」と書いてあるだけでは、自分がやりたくない作業まで任せられるのか分かりません。
まず知りたいのは、届いた後に自分が何をするのか。
料理を休みたいのか、献立を考えたくないのか、買い物が大変なのか。いつもの夕飯で面倒に感じるところを思い浮かべながら、違いを見ていきます。
この記事で分かること
- 宅配食4タイプの違いと、届いた後に残る作業
- 料理・献立・買い物の悩みに合う選び方
- 注文前に確認したい保存場所・量・配送・費用・休止条件
目次
届いた後に何をする?まずは4タイプの違い
「冷凍弁当と作り置きは、どちらも温めるだけ?」
「ミールキットは、どこまで自分で作るの?」
まずは、届くものと家で行う作業を並べてみます。この記事では、代表的な4タイプに整理しました。
| タイプ | 届くもの | 家で行う主な作業 |
|---|---|---|
| 冷凍弁当 | 一人分ずつ容器に入った料理 | 温める |
| 作り置きのおかず | 調理済みの取り分けるおかず | 必要に応じて温め、盛り付ける |
| ミールキット | 献立に合わせた食材とレシピ | レシピに沿って調理する |
| 食材宅配 | 自分で選んだ肉・野菜など | 献立を決め、調理する |
※ご飯の有無、必要な調理、保存方法は商品によって異なります。ここでいう「作り置きのおかず」は、家族などで取り分けるタイプです。
「今日は調理をしたくない」なら、まず冷凍弁当か作り置きのおかず。
何を作るか決まっていれば料理できそうなら、ミールキットが候補になります。
箱を開けた後に、包丁を出すのか、レンジに入れるのか。疲れて帰った日の自分に任せるなら、ここは気になりませんか。私なら、値段と一緒に、この後の工数も見ておきたいです。
ちなみに、一つの会社が複数のタイプを扱うこともあります。例えばコープデリでは、食材に加えてミールキットや調理済みのおかずも注文できます。出典:コープデリ「商品ラインナップ」
会社の名前だけでは中身が決まらないんですね。商品ごとに「何が届くか」を見ると、分かりやすくなります。
料理を休みたい。冷凍弁当と作り置きは、どちらが合う?
どちらも調理済みなら、何で選べばいいのでしょうか。
まず考えたいのは、一人分ずつ食べたいか、家族で取り分けたいかです。食べる時間や量を思い浮かべると、違いが見えてきます。
一人分ずつ用意するなら、冷凍弁当
夫婦で帰る時間が違う日や、一人だけ家で食べる日。食べる人の分だけ温められれば、用意しやすそうですよね。
冷凍弁当は、一人分ずつ容器に入った料理が届くタイプです。家族が帰るたびに用意するのが大変なら、「自分の分は自分で温める」という使い方もできます。
容器のまま食べれば、おかずを盛る皿の洗い物も減らせます。食卓の見た目が気になるなら、お皿に移しても構いません。
ただ、「弁当なら、ご飯も入っているんじゃないの?」と思いませんか。
冷凍弁当という名前でも、おかずだけの商品があります。その場合、ご飯は別に用意するので、注文前に見ておきたいところです。
そして、届いた分を冷凍庫に入れられそうでしょうか?
メニューが気に入っても、置く場所がなければ困ります。容器の大きさと届く個数を見て、普段の冷凍食品を入れたままでも収まるか確認しておきます。
家族で量を調整するなら、作り置きのおかず
家族で食べる量が違うと、一人分ずつ同じ量で届くより、取り分けられたほうが使いやすい場合もありますね。
作り置きのおかずは、調理済みの料理を、人数や食べる量に合わせて盛り付けるタイプです。数食分をまとめて冷蔵で届けるサービスなどがあります。提供例:ツクリオ(旧つくりおき.jp)公式
この人には多め、こちらは少なめ。そんな調整をしたいなら、候補に入りそうです。
ただ、料理をしなくて済んでも、盛り付けと食器の片付けは残ります。おかずだけの商品なら、ご飯も別に必要です。
温めて取り分けるくらいならできそうか。それとも、その手間も今日は減らしたいのか。冷凍弁当と迷うときは、そこも考えてみませんか。
冷蔵の商品では、届く曜日と消費期限も見ておきます。家族で食べない日が続くのに数食分が届いたら、使い切るのが大変そうです。
何人分かに加えて、「何日、家で食べる予定があるか」まで合わせて選びたいですね。
献立を考えるのがしんどい。ミールキットなら楽になる?
「何を作るか決まれば動けるんだけど、その前が長い・・・。」
冷蔵庫に食材があっても、組み合わせを考えるのが面倒。そんな日に、献立と材料が揃っていたら助かりそうではありませんか。
ミールキットは、その料理に必要な食材とレシピが届くものです。献立を考え、そのための材料を買い揃える負担を減らせます。
では、届いたらすぐ食べられるのでしょうか?
調理する作業は残ります。
材料を自分で切るのか、フライパンを使うのか、家の調味料を足すのかは商品次第です。例えばOisixでは、同梱するレシピカードに、家庭で用意する調味料や調理器具も記載すると案内しています。出典:Oisix「Kit Oisix」の商品・レシピカード案内
「10分で完成」などの表示を見ると、それならできそうと思いますよね。でも、疲れているときに気になるのは、時間だけでしょうか。
包丁を使うのか、食べた後に鍋を洗うのか。今の自分が面倒に感じている作業が残るなら、そこは先に知っておきたいです。
献立が決まっていれば作れそうなら、ミールキット。調理も休みたいなら、調理済みの商品。その日の余裕に合わせて考えると、欲しいものを絞りやすくなります。
買い物に行くのが大変。食材宅配なら何を任せられる?
作ることより、まずスーパーに寄るのがしんどい。
小さい子を連れて売り場を回ったり、米や飲み物を家まで運んだりするのが大変。
減らしたいのは、そこではありませんか?
食材宅配は、必要な食材を選んで注文し、家で受け取る方法です。買い物に出掛けて荷物を運ぶ負担を減らせます。
ただ、肉や野菜が届いた後はどうするのでしょうか。食材を注文する場合、献立を考えて料理するのは自分です。今日は台所に立ちたくない、という日の備えにするなら、注文する中身を考えたいですね。
同じサービスで調理済みのおかずも扱っていれば、普段の食材と一緒に、忙しい日に使うおかずを頼む方法もあります。
材料を買う日もあれば、出来上がったものを買う日もある。その組み合わせを家で注文できると考えると、使い方を想像しやすいのではないでしょうか。
合いそうでも頼めない?注文前に確認したい5つのこと
「このタイプなら、うちでも使えそう。」
そう思ったら、次は実際に届いた後を考えてみます。受け取れる時間に届くのか、冷蔵庫に入るのか、食べきれるのか。メニューを選ぶ前後で、この5つを見ておきたいです。
| 確認すること | 見ておきたい中身 |
|---|---|
| 保存場所 | 冷蔵か冷凍か。容器の大きさと個数が、家の冷蔵庫・冷凍庫に収まるか |
| 量と期限 | 何人で何食分を食べるのか。表示された期限までに使い切れるか |
| 配送と受け取り | 自宅が対象地域か。届く曜日・時間帯、置き配の可否が生活に合うか |
| 支払う総額 | 送料込みで1回幾らか。初回割引が終わった後も続けられる額か |
| 休止・解約 | 次の注文を止める締切と手続き。最低購入回数などの条件があるか |
価格を見るときは、「1食○円」の中身も気になります。
一人分でその値段?家族で取り分ける量を人数で割っている?ご飯や送料まで含まれているのでしょうか?
同じ人数・同じ食事回数で、実際に払う総額を見れば、自分の家で使う金額を考えやすくなります。初回だけ安いなら、次からの価格も確認しておきます。
毎週届くのは便利そうですが、外食や帰省がある週はどうするのか。「休める」と書いてあっても、締切を過ぎたら次の注文に間に合わないかもしれません。
使いたいときに頼めるかと一緒に、使わない週に止められるかも見ておきたいですね。
最初から、毎日の夕飯を全部変えなくてもいい
ここまで読むと、何となく違いは分かったけれど、まだ決めきれない・・・という人もいるかもしれません。
そんなときは、一番しんどい日の夕飯をどうしたいかから考えてみませんか。
残業の日に一人分をすぐ食べたいなら、冷凍弁当。家族のおかず作りを休んで、取り分けるだけにしたいなら、作り置きのおかず。料理はできるけれど、献立が決まらない日ならミールキットが候補です。
私には、「これから毎日の夕飯をどうするか」だと大きな話に感じます。でも、帰りが遅い日の分だけ考えるなら、何人分必要か、幾らまで使えそうかも想像しやすいです。
料理できる日は作り、余裕のない日は宅配を使う。そのくらいの組み合わせでもいいと思います。ただ、少ない日数で使うなら、最低注文量や配送頻度が合うかは確認が必要です。
まずは、どの日の夕飯を楽にしたいでしょうか。
使う場面が決まったら、その種類の中で、量・受け取り方・費用が合うサービスを探していきます。



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